リニューアル改装中のかかみがはら航空宇宙博物館が楽しい!
現在、リニューアル改装中で限定的に収蔵庫にて一部展示を行っている、岐阜県各務原市の航空宇宙博物館。
先日遊びに行ってきたのですが、思いの外楽しめたので、そのレポートを簡単に。
シミュレータがすごい!
改装前の博物館にも何度か行ったことはありますが、その頃にはなかった新しい航空機の操縦シミュレータが2種類もありました。
1つ目は小型ジェット機(たぶんT4)のシミュレータ。離陸し、他の飛行機と一緒に曲技飛行を行い、着陸するまでのシミュレーション。
操作できるのは操縦スティックと、左側にあるスロットルです。
画面はなかなか綺麗です。うまく操縦して、この三角をくぐり抜けるように飛行します。着陸して終了すると、飛行の評価が表示されます。
これがなかなか難しく、2度チャレンジしましたが、評価はC…。グライダーの操縦経験がある夫もCでした。
年配のおじさんがB評価を出しているのを見かけました。何度も練習していたのかな?空自基地の真横だし、自衛隊員の方かも?
終了すると後ろのモニターで、自分の飛行がリプレイされます。背面になってますね(汗)
ちなみに、小型ジェット機のシミュレータは2機あり、それぞれ複座(後ろ。操作はできませんが)でした。シミュレータ自体は動かないので、お子さんでも大丈夫。
もう一つが、旅客機のシミュレータ。こちらは横並びの複座ですが、操作できるのは一人です。
何種類かコースがあるみたいですが、今回選択できたのは1種類のみでした。こちらも評価はC(笑)
旅客機の方はシミュレータの外にモニタがあり、コックピットから見えるようになっているので、よりリアルっぽく楽しめました。
このシミュレータ、無料で何度でも挑戦できます。整理券なども特になし!
(入場料はかかります)
これってすごくないですか?リニア館のシミュレータなんて有料の上抽選ですよ。速攻で諦めましたよ。
もちろん空いているからなんですが、リニューアルオープン後は混雑具合によっては整理券など必要になりそうな予感…
修復された飛燕の展示も
川崎重工業が修復した、飛燕も展示されています。リニューアルオープン後はここのメイン展示機になるでしょう。
プロペラ、胴体、翼がバラバラに展示されています。リニューアル後は組んだ状態になると思うので、接続部を見られるのは逆に今だけかも?
11月に神戸で展示されたものと同じ飛燕です。
私は神戸まで見に行けなかったので、この飛燕を見るために来たのですが、ついシミュレータに夢中になっているうちに息子の機嫌が悪くなってしまいました(笑)
飛行機好きにはオススメな穴場スポットかも
本館は改装中のため、この収蔵庫のみの展示です。プレハブの売店が隣にあります。飛燕グッズも売っていました。
元の博物館の展示からすると少ないし狭いのですが、その分空いているしシミュレータでも遊べるし飛燕もじっくり見られるし、興味のある方にはオススメです。ただ、写真でもわかるように思いっきり倉庫なので、冬場は寒いと思います!防寒注意してください!
入場料は一般が300円、高校生・60歳以上が200円です。